2020/08/31 10:18

\\ 旬のモロヘイヤ //

我が家も先日、モロヘイヤをいただき♡
◎島豆腐と白あえにしたり
◎お汁に入れたり
◎モロヘイヤのネバネバポン酢おかか和えにしたり
◎スパイスカレーのトッピングにと、旬を美味しくいただきました😋

きょうは少し、モロヘイヤのお話をしたいと思います。
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《モロヘイヤの特徴》
モロヘイヤ(Corchorus olitorius)は、アフリカ北部からインド西部を原産とするシナノキ科の一年生草本。
日本でも30年ほど前から栽培されるようになりました。

《食べることができる部分は☝️》
葉と柔らかい茎の部分が食用とされています。(*種子は食べないで!このことは文章後半で。)

《豊富な栄養素》
モロヘイヤには豊富なビタミン類、ミネラル類を含むので、暑い夏には元気チャージになるお野菜。
数ある栄養素の中でも注目したのが…
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◎β-カロテン
「β-カロテン」の含有量は野菜の中でもトップクラスで、他の野菜と比較するとニンジンの1.4倍もあります。β-カロテンには抵抗力を高めたり、目や皮膚・粘膜の健康を保ったりする働きがあると言われています。
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◎鉄分
モロヘイヤにら鉄分が多いのですが、モロヘイヤの鉄分は吸収されにくい「非ヘム鉄(植物性食品に多く含まれている鉄)」です。タンパク質やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップします。
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◎水溶性食物繊維
モロヘイヤのネバネバ成分は良質な水溶性の食物繊維で、便秘解消などの整腸作用が期待できます。その他、胃壁や消化器の粘膜保護やコレステロールの吸収を抑えたり、食後の血糖値を抑えたりすることにも役立つとされています。
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◎他にもビタミンB2、ビタミンE、葉酸、カルシウムも豊富に含まれています。
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種子には毒性があるので
特に家庭菜園をされている場合はご注意を!
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(以下・参考:内閣府食品安全委員会)

モロヘイヤの種子には、強心配糖体(強心作用のある成分)が含まれることが知られ、めまいや嘔吐などの中毒症状を起こすので、摂取しないよう注意が必要です。

 モロヘイヤの強心配糖体は、成熟した種子に最も多く含まれるほか、成熟種子のさや、成熟過程にある種子、発芽からしばらくの間の若葉などにも含まれますが、収穫期の葉、茎、根、並びにつぼみ発生期の葉、茎、根、つぼみには含まれないことが報告されています。

また、野菜として市販されているモロヘイヤ、モロヘイヤ健康食品、モロヘイヤ茶などについても、強心配糖体は検出されないとの報告があります。

 家庭菜園などでモロヘイヤを栽培して食用にされている場合には、葉を収穫する際に、種子やそのさやが混入しないように十分注意しましょう。また、市販の種子には強心配糖体が含まれますので、子供などが誤って口に入れないようにきちんと管理するようにしましょう。
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旬の野菜のモロヘイヤ

注意すべきことを知っていれば
安全・安心に
美味しく旬を楽しみめますので🥬
夏バテ予防にぜひ栄養満点のモロヘイヤを食べることをおすすめします✨

今日も
ご安全に
ご健幸で
ありますように🙏✨

Happy Spice by ハピネスライフ
管理栄養士 上原